両替というと真っ先に思い浮かぶのは「銀行」ですが、みなさんはどこの銀行を利用していますか?誰もが知っている大手銀行だったり、地方銀行だったりとさまざまな銀行がありますね。銀行は本当にたくさんあるので利便性やサービスなどをみてお好みの銀行を選択し利用することができますね。
そこで今回は奈良県に本店のある南都銀行の両替について調査してみました!
南都銀行の両替手数料は?
南都銀行での、窓口両替と銀行店舗内に設置されている円貨両替機で両替をする際に係る、それぞれの両替の手数料を一覧にしてみました。南都銀行のHPに両替機専用カード発行手数料が掲示されているので両替機の利用はカードでの利用のみと考えられるので、手数料については専用カード発行手数料をご紹介いたします。
【窓口両替手数料一覧】
紙幣・硬貨合計枚数 | 手数料額 | |
当行に口座を持っている方 | 当行に口座を持っていない方 | |
1~10枚 | 無料 | 550円 |
11~500枚 | 550円 | |
501~1,000枚 | 1,100円 | |
1,001枚以上500枚毎 | 550円加算 |
~利用にあたっての注意~
※ 当行通帳またはキャッシュカードの提示で「当行に口座を持っている方」の手数料の適用になる。口座の有無については前営業日が基準。
※ 手数料の適用は、持参した「紙幣・硬貨の合計枚数」と「両替後の紙幣・硬貨の合計枚数」のいずれかの多い枚数。
※ 預金引き出しの金種指定も支払枚数に応じて両替手数料がかかる。
※ 汚損した現金の交換、記念硬貨からの交換、新券への両替についても手数料がかかる。
※ 同日に複数回あるいは複数口座に分けた処理の依頼時でも実質的に同一処理と判断した場合には合計枚数での手数料がかかる。
【両替機専用カード発行手数料一覧】
取扱い種別 | 手数料額 |
両替カード発行(年間) | 13,200円 |
代理人カード発行(年間) | 13,200円 |
カード再発行 | 2,200円 |
以上が南都銀行での窓口両替、両替機専用カード発行手数料になります。南都銀行での両替で両替機の利用は専用カードが必要となっているようです。
大手の銀行と両替手数料は違う?
3大メガバンクの1つである三菱UFJ銀行と南都銀行の両替手数料に違いはあるのでしょうか?南都銀行と三菱UFJ銀行の窓口での両替手数料を表にし比較してみました。
【窓口での両替手数料】
紙幣・硬貨合計取扱枚数 | 南都銀行 | 三菱UFJ銀行 | ||
当行に口座有 | 当行に口座無 | 当行に口座有 | 当行に口座無 | |
1~10枚 | 無料 | 550円 | 無料 | 550円 |
11~500枚 | 550円 | 500枚毎に550円を加算 | ||
501~1,000枚 | 1,100円 | |||
1,001枚以上 | 500枚毎に550円加算 |
上記の表でもわかるように南都銀行と三菱UFJ銀行の窓口両替手数料にはあまり違いがありません。違う点というと、南都銀行では口座を持っていなくても500枚までは手数料は550円ですが、三菱UFJ銀行は口座無の場合手数料が550円で利用できるのは10枚までの両替となっている点です。口座を持っていなかった場合には南都銀行の方が少しオトクに利用できますね。
両替カードの発行方法は?作り方は?
南都銀行で両替機を利用して両替したい場合、両替機専用カードが必要となっているようです。銀行で両替機の利用に両替カードが必要だった場合はどのようにすればよいのでしょうか?両替機専用カードの発行方法について調査してみました。
両替機専用カードの発行は南都銀行に限らずほとんどの銀行で窓口での申し込みが必要になります。申し込みの際は両替機専用カードを発行したい銀行の通帳またはキャッシュカードと届出印が必要となっています。
南都銀行では、両替手数料の項目でもご紹介した通り両替機専用カードを利用するには年間手数料がかかりますので両替機専用カード契約時に手数料の支払いが必要となります。南都銀行の年間手数料は13,200円かかりますのであまり頻回に両替の利用をされない方は結構割高な金額に感じますね。
ロビー入金機とは?使い方は?
ロビー入金機というものをご存じでしょうか?ロビー入金機とは、紙幣や硬貨の計数ができる機械でロビー入金機で硬貨や紙幣を計数、収納した上で窓口で預金への入金や両替などの取引等が行える機械です。
大量の硬貨などを紙幣に両替したいときなど硬貨の枚数を数えなくてはいけませんが、そんなときにこのロビー入金機で計数できるので一枚一枚数えなくて良いので便利ですね。
硬貨精査手数料とは?
大量の硬貨などを南都銀行で紙幣に両替したいとき、南都銀行では両替手数料とは別に「硬貨精査手数料」がかかります。硬貨精査手数料とは一体何なのでしょうか?硬貨を両替や入金など取引が行えるよう詳しく調べるため(計数したり取引が正常に行える状態にするため)の手数料です。
南都銀行の硬貨精査手数料は以下のとおりです。
硬貨合計枚数 | 手数料額 |
1~100枚 | 無料 |
101~500枚 | 550円 |
501~1,000枚 | 1,100円 |
1,001枚以上500枚毎 | 550円加算 |
~利用にあたっての注意~
※ 手数料の上限は無し。
※ 同日に複数回あるいは複数口座に分けた処理の依頼時でも実質的に同一処理と判断した場合には合計枚数での手数料がかかる。
大量の硬貨を持ち込んで取引を行う場合には必ずかかってしまう手数料の「硬貨精査手数料」ですが、南都銀行に限らず他の銀行でもかかる手数料となっています。手数料はなかなかの金額で少額の硬貨、例えば1円硬貨を大量に持ち込んで取引した場合には、手数料のために手元に残るお金が少なくなってしまうなんてこともありますね。
今回は南都銀行の両替手数料などについてご紹介しました。南都銀行では両替手数料・硬貨精査手数料が2021年4月1日に改定され両替などにかかる手数料は値上げされています。南都銀行に限らず最近はどの銀行でもかなり値上げが進んでいます。貯金箱に大量に硬貨を貯めてしまっていざ銀行に両替などで持ち込むと手数料がかかってしまいせっかく貯めたお金も手数料がかかると損ですよね。硬貨は大量に貯めこまず手数料がかからない範囲でマメに両替しておくことをおススメします!