主に北海道に店舗を置く「セイコーマート」をご存知ですか?
北海道にお住まいの方はもちろん、旅行で訪れた際に利用したことがある!という方も多いのではないでしょうか。
「セイコーマート」は北海道に本社のあるコンビニエンスストアチェーンで、なんと現存する中では日本で最も古いコンビニエンスストアなんです!
酒屋からスタートし、コンビニエンスストアへと業態を変えたセイコーマートの歴史は1971年まで遡ります。ちなみにセブンイレブンとファミリーマートが1973年創業、ローソンは1975年創業となっており、大手コンビニエンスストアチェーンより2年も早く「セイコーマート」が創業しているんです!
1971年にオープンしたセイコーマート1号店はまだ「セイコーマート」という名前ではなく、「コンビニエンスストア萩中」としてオープンしました。「萩中」とはその店舗のオーナーの名前にちなんでいます。
1960年代後半から1970年代初頭は日本でスーパーマーケットチェーンが急成長した頃で、個人店の営業が危ぶまれつつありました。コンビニエンスストアのオープンは、そうした情勢の流れを汲んだ画期的な展開だったと言えますね。
「コンビニエンスストア萩中」オープンの翌年、チェーン全体の「成功」と初代社長の「西尾長光」から「西」「光」の二文字をとって「セイコーマート」と命名されました。
現在50周年を超える「コンビニエンスストア萩中」は「セイコーマートはぎなか店」として今も営業を続けています。
これがセイコーマートが現存する最古のコンビニエンスストアと言われている所以です!
ただ、ローカルなコンビニエンスストアということで、大手コンビニエンスストアのようなサービス提供がされているのかも気になるところですよね!
今回はセイコーマートで宅急便のお取り扱いはあるのか?調査してみました!
セイコーマートで宅急便を送ることはできる?
セイコーマートで宅急便を送ることはできません…!
「宅急便」は割と日常的に定着しているワードですが、実はヤマト運輸が行う宅配便サービスを指しています。
セイコーマートはヤマト運輸との提携はありませんので、セイコーマート店舗で宅急便を利用することはできないんです。
セイコーマートで利用可能な配送業者は?
セイコーマートは日本郵便と提携しており、日本郵便の配送サービスが利用可能となります!
そもそもコンビニエンスストアで利用可能な配送業者は「ヤマト運輸」か「日本郵便」の二択。実は「佐川急便」はコンビニエンスストアとの提携がないんです。
提携する配送業者別に大手コンビニエンスストアを分けると以下の通り。
・セブンイレブン
・ファミリーマート
・デイリーヤマザキ
・ポプラ
・セイコーマート
・ローソン
・ミニストップ
セイコーマートで利用できる配送サービスは?
繰り返しになりますが、セイコーマートは日本郵便と提携しており、日本郵便の配送サービスが利用可能となります。
そのため、セイコーマートで利用できる配送サービスは
・レターパックプラス
・レターパックライト
・スマートレター
セイコーマートで荷物の受け取りはできる?
残念ながらセイコーマートでは荷物の受け取りサービスはないようです。
上でご紹介した、「レターパックプラス」「レターパックライト」「スマートレター」はポスト投函または直接手渡しでのお届けとなりますが、
「ゆうパック」は日本郵便と提携しているコンビニエンスストアでの発送はもちろん、コンビニエンスストアを受け取り場所に設定することも可能です。
ただ、可能な場所はセイコーマート以外の
・ミニストップ
・ファミリーマート
のみ。
こちらを利用するにはまず、日本郵便会員サービスのゆうびんIDの登録を行う必要があります。ゆうびんIDは登録・年会費無料ですので、まずはご登録くださいね。
ご利用のタイミングとしては
②再配達時の受け取り場所変更
の二通りから選択することができます。
①お届け前の受け取り場所変更の場合は、お届け日の見通しが立った段階でゆうびんIDに登録したメールアドレス宛に届く、「お届け予定通知メール」が必要となります。
②再配達時の受け取り場所変更の場合は、お届けの際にご不在でお荷物を受け取ることができなかったときに届く、「ご不在メール」が必要となります。
①または②で受け取ったメールに記載されたURLから再配達先をお近くの店舗に指定すれば、通常のコンビニ受け取りと同様に24時間いつでもお荷物を受け取ることができるんです!
手続きは①、②ともに同様ですが、店舗での保管期間が異なりますのでご注意ください。
②は店舗納品から3日間
残念ながらセイコーマートはヤマト運輸との提携がないため、宅急便のお取り扱いはありませんでしたが、日本郵便の各種サービスが利用できるなんてとっても便利ですよね!
北海道に約1100店舗あるセイコーマートで、お買い物だけでなく配送サービスも積極的に活用してみてはいかがでしょうか?