セイコーマートのフランチャイズ店と直営店の割合は?出店の仕方は?

セイコーマート

セイコーマートは、北海道を中心に約1200店舗を展開するコンビニエンスストアチェーンで、北海道のみならず、茨城県や埼玉県にも店舗があります。原料生産・仕入れから製造、物流、小売りまで全てを独自に行うセコマグループのコンビニ「セイコーマート」ですが、今回はセイコーマートのフランチャイズ店や直営店の違い、店舗数の割合などについて調査してみました。

セイコーマートのフランチャイズ店と直営店の割合は?

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セイコーマートは、北海道を中心に約1200店舗を展開するコンビニエンスストアチェーンですが、約1200店舗の経営はフランチャイズ店と直営店で経営されています。

セイコーマートでは1980年代、酒類販売店を中心にフランチャイズ店を増やしていき、1980年代後半には茨城、埼玉、近畿地方、山陰地方に進出していきました。しかし現在は近畿・山陰地方は撤退し現在残っている北海道・茨城県・埼玉県の店舗はほとんど直営店となっています。

直営店数は全体の約80%となっています。セイコーマートでは直営店が主体となっており、フランチャイズ店のオーナーが高齢化した店舗を直営店化することもおこなっているようです。

フランチャイズ出店の方法は?

コンビニエンスストアの経営は直営店、フランチャイズ店があり、さまざまなコンビニでフランチャイズ経営がされています。セイコーマートのフランチャイズ出店はどのようにすればできるのか調査してみました。

セイコーマートでフランチャイズ出店するためには、株式会社セコマとフランチャイズ契約が必要です。

現在の株式会社セコマではフランチャイズ店舗の拡大よりも直営店を増やす経営方針に変わっているためホームページを確認してもフランチャイズ店募集等の内容は見つけることができません。ですので、フランチャイズ出店したい場合は株式会社セコマへ直接問い合わせが必要となります。

セイコーマート出店になった場合には出店のための加盟金300万円(税別)が必要で、この加盟金は契約締結時に支払いが必要となっています。加盟者は販売条件に関する事項として、本部の推薦問屋との取引を行うための商取引契約の契約、公共料金等収納代行を行うために必要な収納業務に関する契約をします。

そして、加盟者または店長予定者と本部が指定する従業員はセイコーマート店の経営するために必要な研修を受けなければなりません。セイコーマートの店舗開店前9日間は新店オーナートレーニングも受けなければなりません(店舗作業6日、運営管理3日)。

おおまかには出店までに上記のような契約や研修があります。その他出店してからも、年1回定時総会(全加盟者の出席)への参加、定時総会開催月を除く月1回の定時セイコーマート経営者会議への参加が必要となっています。

フランチャイズ店と直営店の違いはある?

フランチャイズ店と直営店に違いはどんなところでしょう?

フランチャイズ出店をする場合、個人や法人がセイコーマートとフランチャイズ契約をし加盟金を払い、加盟者または店長予定者と本部が指定する従業員はセイコーマート店の経営するために必要な研修を受けます。セイコーマート経営のノウハウを習得した上でフランチャイズ店として経営が始まります。開業後は継続的にロイヤリティを支払うことでセイコーマートブランドチェーン共通の商品やサービスを提供し、独立した経営者として店舗を持つことができます。

一方直営店とは店舗や人、設備などのすべてを自社で店舗運営を行います。店長や店員などもセイコーマートに直接雇用されている人になります。

フランチャイズ店と直営店で提供・販売されている商品やサービスはセイコーマートブランドなのでそれぞれに違いはありません。

 

今回はセイコーマートのフランチャイズ店の出店方法などについてご紹介しました。セイコーマートのフランチャイズ店のロイヤリティは年間総粗利益額の10%(消費税別)とされていて他社よりもロイヤリティが低くなっていたり、営業時間は24時間じゃなくても良いので経営しやすいという口コミもありました。
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