ゆうパックといえば、日本郵便が提供する荷物運送サービスの一つで追跡や補償などのオプションもついているとあって、ご存知の方も多いのではないでしょうか?
でもいざ利用するとなると梱包や送り方などわからないこともたくさんでてきますよね。
今回はゆうパックの梱包や、ゆうパックで送れるものについて調査してみました!
ゆうパックで送れる荷物の外装は?
そもそもゆうパックとは、サイズ3辺合計170cm以下、重さ25kgまでのお荷物を最高30万円までの損害賠償付きで毎日配達してもらえる郵送サービスです。
こちらはノーマルなゆうパックですが、他に、25kg以上のお荷物を送る「重量ゆうパック」や冷蔵温度帯でのお届けが可能な「チルドゆうパック」、ゴルフ道具やスキー道具を送る「ゴルフゆうパック」「スキーゆうパック」など用途に合わせて様々なサービスがあります。
では、ゆうパックを利用する際、どのように梱包すればいいのでしょうか?
外装にどのような決まりがあるのか気になりますよね。
ゆうパックで送るお荷物の外装には特に決まりはありません。なんとなく、箱に入れなくてはいけないイメージがありますが、実は箱でなくても大丈夫なんです。ゆうパックは、サイズ3辺合計170cm以下という規定のある郵送サービスで、中身がそのサイズをオーバーしていなくても手持ちの箱のサイズによっては取り扱いできない可能性もあるので、箱でなくてもいいというのは助かりますね。
そもそも梱包は、お荷物の破損防止や、中身が見えないようにするためのプライバシー保護の目的があるため、そちらが考慮されていればなんでもいいとされています。ダンボールなどの箱でなくても、紙袋、ビニール袋などでも大丈夫です!
ただ、特に決まりはないとはいえ、受け取る側のことを考えた梱包は大切ですよね。壊れやすいものであれば、緩衝材いわゆるプチプチで包んでから袋や箱に入れるなどの配慮はほしいものです。
最近はメルカリなどでお荷物を送る機会も増えているので、100均でも手軽な梱包資材が販売されていてとっても便利です!
受け付けてもらえない荷物の外装は?
先ほどもお伝えしたように、そもそも梱包は、お荷物の破損防止や、中身が見えないようにするためのプライバシー保護の目的があります。そのため、中身が見えるような透明なビニール袋などは適していませんね。
また、受け付けてもらえない外装としては送り状を貼ることができないものが該当します。突出した形状などで送り状を貼ることができない、貼っても剥がれてしまうなどの場合は受け付けてもらえない可能性があります。
ゆうパックで送れないものは?
日本郵便のHPによると、ゆうパックで送れないものは以下の通りとなっていました。
2、毒薬、劇薬、毒物および劇物
3、生きた病原菌および生きた病原体を含有し、または生きた病原体が付着していると認められる物
4、法令に基づき移動または頒布を禁止された物
5、人に危害を与えるおそれのある動物
6、複数の個人情報を含むもの
7、現金
8、信書
お取り扱いがない品物は郵便局でばれる?
郵便局で確認されるのは重さやサイズくらいなので、正直中身まで見られることはないかと思います。ただ、ゆうパックでの郵送を禁止されているお荷物は事件や事故につながるものですので、確認されないからといって郵送してしまえば大ごとになりかねないですよね。
また、現金のゆうパックでの郵送も、罰則が生じるわけではないとされていますが、良識ある方でしたら現金書留以外で現金が送られてきた場合、不審に思いますし、送り主の良識が疑われてしまいます。
一般的なお荷物でしたら概ねゆうパックの取り扱い範囲内ですが、不安に思われる方は一度郵便局で確認されてもいいかもしれませんね。