銀行で新札と交換できる?両替機は?みずほ、三菱UFJ、三井住友、地銀

両替情報

日本では結婚式や出産祝いなどご祝儀を包むには新札やピン札を用意するのがマナーとされています。新札やピン札が必要なとき、みなさんはどのようにして新札やピン札を用意しているのでしょうか。お金の準備ですと銀行が真っ先に思い浮かびますが、銀行では手持ちの紙幣を新札に交換できるのでしょうか。また、銀行に設置されている両替機では新札に交換することができるのでしょうか。今回はそんな疑問を調査してみました。

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銀行両替機で新札と交換できる?

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銀行に設置されている両替機で、手持ちの紙幣を新札に交換できるのか調査したところ、両替機で新札への交換はできます。しかし両替機では以下の注意点があります。

① 銀行が営業している時間内であれば利用可能。

② 営業している時間内であっても両替用の現金が無くなり次第終了。

③ 利用する銀行のキャッシュカードまたは両替機専用カードが必要。

④ 汚損・破損した紙幣の交換はできない。

銀行では両替機で新札への交換は可能ですが、どこの銀行でもできるのでしょうか?メガバンクと地方銀行について調査してみました。

【メガバンク】

現在メガバンクと言われる銀行は以下のとおりです。

・三菱UFJ銀行

・三井住友銀行

・みずほ銀行

上記の銀行には両替機が設置されており、新札への交換は可能になっています。

三井住友銀行の「よくある質問」というページで以下のような内容がありました。

Q:【両替】新札(新券)への両替方法

A:通常両替の場合(例:千円札から千円新券への両替、一万円札1枚から千円新券10枚への両替)

当行キャッシュカードをご利用の上、当行支店設置の両替機にてお手続きください。

【お持ち物】
三井住友銀行キャッシュカード
【受付】
両替機
【手数料】
無料
【受付時間】
平日9時~15時

  • 両替用現金がなくなり次第、受付を終了します。
【上限回数】
1日1回
【上限枚数】
お持ち帰り枚数10枚まで

  • 1日2回以上または10枚超の両替はこちら
【対象店舗】
両替機設置店

  • 一部、両替機のない支店がございます(約30店舗)。非設置店の場合は、近隣支店の両替機にてご両替ください(非設置店一覧はこちら)。

引用:https://qa.smbc.co.jp/faq/show/1930?site_domain=default

三井住友銀行と同様に三菱UFJ銀行やみずほ銀行でも両替機で新札への交換は可能です。

【地方銀行】

現在地方銀行は全国に62の銀行があります。

北海道・東北地方北海道銀行・北都銀行・東北銀行

青森銀行・荘内銀行・七十七銀行

みちのく銀行・山形銀行・東邦銀行

秋田銀行・岩手銀行

関東地方群馬銀行・武蔵野銀行・横浜銀行

足利銀行・千葉銀行・山梨中央銀行

常陽銀行・千葉興業銀行・筑波銀行

きらぼし銀行

信越・北陸地方第四北越銀行・北陸銀行・福井銀行

八十二銀行・富山銀行・北國銀行

東海地方静岡銀行・大垣共立銀行・百五銀行

スルガ銀行・十六銀行・清水銀行

三重銀行

近畿地方滋賀銀行・池田泉州銀行・但馬銀行

京都銀行・南都銀行・関西みらい銀行

紀陽銀行

中国地方鳥取銀行・中国銀行・山口銀行

山陰合同銀行・広島銀行

四国地方阿波銀行・伊予銀行・百十四銀行

四国銀行

九州・沖縄地方福岡銀行・佐賀銀行・宮崎銀行

筑邦銀行・十八親和銀行・鹿児島銀行

西日本シティ銀行・肥後銀行・琉球銀行

北九州銀行・大分銀行・沖縄銀行

上記62の地方銀行をいくつかランダムに調査してみたところ、各銀行の本支店などに両替機が設置されていました。両替機設置店舗であれば新札への交換が可能です。

ピン札と新札の違いは?

結婚式や出産祝いなどご祝儀を包むには新札やピン札を用意するのがマナーとされていてよく耳にする言葉ですが、そもそもピン札や新札とはどんなもので違いがあるのでしょうか。

【ピン札とは】

weblio辞書で検索すると「皺がなくピンと張った札のこと。多くの場合は未使用の真新しい紙幣を指す。」とあり、ピン札のピンの意味はピンとした真新しいという意味で語源はポルトガル語で「点」を意味するpinta(ピンタ)からきています。このポルトガル語のpintaには「はじめ、最上の」という意味があるようです。そこで最上のという意味がある「ピン」と「札」を組み合わせれば「ピン札」で、最上の札なのでご祝儀などにふさわしという意味もあるようです。

【新札とは】

weblio辞書で検索すると「新規に発行された紙幣」「新券に同じ」とあります。日本のお金の正式名称は、日本銀行券といいますが、銀行では紙幣の新しいものを「新券」といいます。しかし私たちの日常で「新券」とはわかりにくい言い方なので「新札」と一般的には呼んでいます。

ピン札と新札について検索してみたところ上記のような内容で、両方ともピン札、新札と言葉は違いますが、意味は同じことを指しているように思えます。

そのほか新札と交換できる場所まとめ

銀行では手持ちの紙幣を新札に交換することができますが、銀行で交換をするためにはどこの銀行も基本的に営業しているのは、平日で営業時間もほとんどの銀行で9時から15時となっています。平日はお仕事や学校などのためこの時間帯で利用できない方もいらっしゃるかも知れません。そこで、銀行以外に新札と交換できる場所を調査してみました。

【銀行以外で新札と交換できる場所】

★ コンビニのATM

100%確実に新札が出てくるわけではありませんが、預金からの引き出しで出てくる紙幣は新札が多いと言われています。理由としては、コンビニ設置されているATMはスペース上の問題などから小型ATM機となっているため、小さな機械に多くの紙幣を入れておくためシワの少ない新札などの紙幣が入れられていると言われています。

★ 結婚式場のフロント

新札が必要な場面といえば、結婚式ですが大きな結婚式場などのフロントでは新札を用意することが出来ていない方の為に交換用に新札を準備しているところがあるようです。しかし、こちらも100%準備されているわけではないので万が一利用したい場合は事前にフロントに確認しておいた方が安心ですね。

上記のような場所であれば確実ではありませんが新札に交換できる可能性はあります。

 

今回は銀行で新札に交換できる場所や銀行に設置されている両替機で新札に交換することができるのかなどについてご紹介しました。キャッシュレス化が進んだ現代でもまだまだ現金は必要なシーンがたくさんありますね。新札が必要な場合はこの記事を参考に新札に交換してみてくださいね。

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