昨今はなかなか海外への渡航や海外の方の来日は難しくなってしまいましたが、いつか自由な旅行ができる日が来たときのために計画を立てているという方も多いようですね。
私もgoogle earthなどのアプリを使って、行ってみたい土地への旅行のシュミレーションを楽しむこともあります!
海外へ渡航する場合に必要なものはいろいろありますが、まず差し当たって必要となるのがお金ですよね。日本円を現地の通貨に両替する必要がありますが、いつどのタイミングで、どこで両替したらいいのでしょうか?
右も左もわからない土地での両替より、事前に日本で両替できた方が安心ですよね。
今回は全国で営業を展開する大黒屋での両替について調査してみました!
大黒屋で円の両替はできる?
大黒屋とは福岡県で創業を開始し、現在東京都に本社を置く株式会社大黒屋が運営する質屋および古物商のことです。
ブランド品や貴金属、チケットの売買を中心として、2021年7月現在で全国240店舗を展開しています。
円の両替は事業としては行っていないようですね。
大黒屋で外貨両替できる?
大黒屋での外貨両替は可能です。
大黒屋の取り扱い通貨は、アメリカドル・ユーロ・イギリスポンド・カナダドル・オーストラリアドル・台湾ドル・香港ドル・人民元・ウォン・タイバーツ・シンガポールドル・フィリピンペソの 12 種類とかなり豊富な取り扱いです!
朝10時から夜19時までの営業となっているので、お仕事終わりにも足を運びやすいですね。
持参した外貨を提示し、レートに準じてその場で精算してもらえるので面倒な手続きなく両替を終えることができます!
ただ、取り扱い通貨やレートは店舗によって異なることもあるので、お近くの店舗を事前に確認されてくださいね。
大黒屋での外貨両替の手数料は?
残念ながら外貨の両替を行う場合、手数料は必ず発生してしまいます。
日本円を外貨に両替する際には、「為替レート」と「両替手数料」を加味した「交換レート」に基づいて手数料が設定されています。
「為替レート」とは通貨の交換比率のことで、為替レートが1ドル100円の場合、100円と1ドルを交換できるということを示しています。そのため、為替レートによって交換できる外貨の金額も変わってくるということになります。ただ、両替をするときには「為替レート」だけでなく「両替手数料」もプラスされるため、両替した結果受け取れる金額は為替レートとは異なりますのでご注意くださいね。為替レートの変動やタイミングは予想が難しいですが、よりお得に両替するためにも、こまめに為替レートの情報をチェックしておきたいですね。
大黒屋では、為替レートに含まれる両替手数料以外の手数料はかからないため、大黒屋が公表しているレートと基準レートの差額が、大黒屋の両替手数料ということになります。
以下は2021年3月現在のレートです。
外貨 | 外貨販売 円→外貨 | 外貨買取 外貨→円 | 基準レート |
アメリカドル | 124.16円 | 119.16円 | 121.98円 |
ユーロ | 139.87円 | 131.37円 | 135.42円 |
イギリスポンド | 170.49円 | 150.49 | 160.04円 |
貨幣の種類にもよりますが、だいたい3〜4円ほど基準レートと異なっています。この差額が大黒屋の両替手数料となります。
少ない単位では実感がなかなか難しいですよね。
基準レートでは1000ドルは121,980円に相当する計算です。大黒屋で両替する場合、100ドルを手にしようとすれば対価となるのは124,160円。つまり2,180円が手数料となっています。
1000イギリスポンドだと、その額10,450円です!
銀行や外貨両替機とレート、手数料を比較!
外貨販売 円→外貨 | 外貨買取 外貨→円 | 手数料 | |
基準レート | 121.98円 | − | |
大黒屋 | 124.16円 | 119.16円 | 約2円 |
みずほ銀行 | 125.41円 | 119.41円 | 約3円 |
トラべレックス | 125.63円 | − | 約3円 |
他の両替機関と比較すると大黒屋の手数料はお安く設定されていることがわかりますね。少ない単位だとわかりづらいですが、多額の外貨を手にしようとした場合、その差はどんどん大きくなってしまいます。
また、大黒屋は全ての紙幣が鑑定済みなので安心して両替することができますね!
海外に行かれる際はぜひ大黒屋でのご準備をおすすめします!