日本のキャッシュレス決済の比率は、2019年時点で26.8%。世界でキャッシュレス決済の比率第一位を誇るのは、お隣の韓国で、なんと96.4%です。近年は政府によるポイント還元などの後押しで、キャッシュレス化もかなり進んでいる印象ですが、やはりまだまだ現金をお使いの方も多いですよね。
こうした情勢の中で現金両替の手数料が値上がりしてしまった銀行があるのはご存知でしたか?
手数料も回数を重ねると軽視できない金額になってしまいますよね。
今回は地方銀行の両替手数料情報をまとめてみました!
静岡銀行の両替手数料はいくら?
静岡銀行は静岡県静岡市葵区に本店を置く地方銀行で、横浜銀行・千葉銀行と合わせて三大地方銀行と呼ばれています。日本国内では静岡県全域はもちろん、東京都、神奈川県、愛知県、大阪市に店舗があります。また、海外ではアメリカにニューヨーク支店とロサンゼルス支店、ヨーロッパに欧州静岡銀行、アジアに香港支店と駐在員事務所2カ所を持つかなり大きな銀行です!
それでは静岡銀行の両替手数料について見てみましょう。
お取り扱い枚数 | 両替手数料 | |
1〜10枚 | 口座所有 | 無料 |
口座未所有 | 330円 | |
11〜49枚 | 330円 | |
50〜500枚 | 500円 | |
501枚〜1000枚 | 1100円 | |
1001枚〜 | 500枚ごとに 550円ずつ加算 |
お取り扱い枚数は両替前と両替後いずれかの枚数が多い方が基準です。
お手持ちの硬貨を一万円紙幣1枚に両替するという場合も、両替前のお手持ちの硬貨が一円玉1万枚であればお取り扱い枚数は1万枚で、手数料は11000円とかなりの高額になってしまいます。
大手の銀行と比べて高い?
静岡銀行の両替手数料は他の銀行と比べて高額なのでしょうか?
大手の銀行のものと比べてみましょう。
今回はいわゆる4大メガバンクと呼ばれる「三菱UFJ銀行」「三井住友銀行」「みずほ銀行」「りそな銀行」を大手銀行として挙げています。
お取り扱い枚数 | 三菱UFJ銀行 | 三井住友銀行 | みずほ銀行 | りそな銀行 | |
1〜10枚 | 口座所有 | 無料 | 220円 | 無料 | 無料 |
口座未所有 | 550円 | 330円 | 550円 | 550円 | |
11〜500枚 | 550円 | 770円 | 550円 | 550円 | |
501〜1000枚 | 500枚毎に 550円加算 | 1540円 | 1320円 | 1100円 | |
1001枚以上 | 500枚毎に 770円加算 | 500枚毎に 660円加算 | 500枚毎に 550円加算 |
三井住友銀行を除く3銀行は、該当銀行の口座をお持ちの場合手数料が無料になるようですが、それも10枚までとかなり限られた枚数となっています。こちらは静岡銀行と同じ対応ですね。
4大メガバンクと静岡銀行の両替手数料を比較してみると、49枚までのお取り扱いであれば静岡銀行が最も料金が低いことがわかります。
50枚を超えると三井住友銀行以外はあまり大差がありません。
実際に紙幣の両替となると50枚を超えることもなかなかないかと思いますので、お近くに静岡銀行があるという方は積極的に静岡銀行も利用していきたいですね。
・三菱UFJ銀行(2018年4月〜)
・みずほ銀行(2019年10月〜)
・三井住友銀行(2020年2月〜)
・りそな銀行(2021年1月〜)
ただ、上記のようにいわゆる4大メガバンクが両替手数料を値上げしたのはここ最近のことであり、地方銀行もそのあおりを受けて値上がりする可能性もあるかもしれません。
静岡銀行の営業時間は?
静岡銀行は日本に173店舗と海外に5店舗支店を置いています。
今回は静岡県静岡市葵区にある本店営業部の営業時間を見ていきましょう。
窓口営業時間は平日9時から15時までとなっています。
また、ATMの稼働時間は平日8時から21時まで、土日祝日は9時から19時までです。
こちらはその他一般的な銀行の営業時間と変わりありませんね。
業務内容によってはこの限りではありませんので、ご利用の店舗にお尋ねください!