両替したいけど口座開設なしでできる?大手銀行を調査!

両替情報

近年は政府によるポイント還元や決済アプリのポイント還元などの後押しで、キャッシュレス化もかなり進んだ印象ですが、やはり現金をお使いの方や現金を利用する場面も多いですよね。日本の慣習からして冠婚葬祭は現金をつつむものですので、新札やピン札の準備などが必要なシーンもあります。

また、近年の感染症による影響で、現金のお支払いはなるべくお釣りが出ないよう求められることも多いのではないでしょうか。

やはり私たちの生活にまだまだ現金の両替は必要なようです。

では、両替といえば銀行が思い浮かぶかと思いますが、キャッシュカードや口座のない銀行で両替することはできるのでしょうか?

今回は口座を開設していない銀行でも両替は可能なのか調査してみました!

口座を持っていなくても両替できる?

口座を持っていない銀行であっても、窓口であれば基本的に両替は可能です!

これなら急に思い立ったときや旅行の際、近くに口座を置く銀行がなくても安心ですね。

窓口で両替用紙に必要な金額を記入すれば、必要な金額を必要な枚数分両替してもらうことができます。あまりにも金額が大きい場合は身分証等を求められる場合もありますので、注意が必要です。
窓口の営業は9時から15時となっている銀行がほとんどですので、お時間に余裕を持って行かれてください!
ただ、銀行によっては口座をお持ちの方に限って両替手数料無料などのサービスがある場合もありますのでご注意ください。

 

両替の方法は?

銀行で両替する方法は、先程ご紹介した「窓口」の利用のほかに、ATM利用、両替機利用などがあります。ただ、キャッシュカードや口座をお持ちでない場合はATM、両替機の利用ができない銀行がほとんどですのでご注意ください。

銀行両替機
ほとんどの銀行ではATMの他に両替機があり、そちらでも両替を行うことができます。窓口での申し込みは待ち時間が長くなってしまうことが多いですが、両替機の利用はかなりの時間短縮にもなりますので、お急ぎの方にはとても便利ですね。ただし、利用するためにはキャッシュカードや両替専用のカードが必要になり、お持ちでない方はカードを作る時間が掛かってしまう場合もあるのでご確認くださいね。こちらも営業時間は15時までとなっています。
ATM
ATMは基本的に「両替」という機能はありません。ただ、出金の際に一万円札をすべて千円札にするなどの一部両替は可能です。また、銀行内のATMであれば硬貨投入口があるので、お持ちの硬貨を口座に入金し、紙幣として出金するということもできます。ただし、硬貨の数に応じて大量硬貨取引手数料が発生することもありますのでご注意くださいね。

口座の有無で手数料は変わる?

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以下はいわゆるメガバンク、三菱UFJ銀行・三井住友銀行・みずほ銀行・りそな銀行の窓口利用時の両替手数料です。
お取り扱い枚数三菱UFJ銀行三井住友銀行みずほ銀行りそな銀行
1〜10枚口座所有無料220円無料無料
口座未所有550円330円550円550円
11〜500枚550円770円550円550円
501〜1000枚500枚毎に

550円加算

1540円1320円1100円
1001枚以上500枚毎に

770円加算

500枚毎に

660円加算

500枚毎に

550円加算

このように三井住友銀行以外は10枚までのお取り扱いの場合、口座の有無によって最大550円の差があることが分かります。口座がなくても両替は可能とは言え、少量の両替の場合に550円の差が出るのはかなり大きいですよね。

この場合のお取り扱い枚数とは、お預かり金の枚数またはお受け取りになる金種の枚数、いずれか多い方の枚数を指しています。

小銭からお札に両替する場合はどうしても枚数が多くなってしまう可能性が高いですね。もし1円玉1000枚を千円札1枚に両替したいという場合は両替手数料のほうが高くなってしまいます。

両替をされる際は両替手数料の確認も必要ですね!

銀行以外で両替できる場所は?

銀行以外に両替が無料できるのは主に以下の2箇所になります!

1、郵便局
2、コンビニエンスストア
1、郵便局

郵便局もお金を扱っている店舗が多く、窓口で両替を受け付けてもらうこともできるようです。ただ、郵便局は事業として両替を行っているわけではないため、店舗によってはお断りされる場合もあります。あくまでも厚意での両替ですので、郵便局でお願いする場合は事前にご確認の上、数枚にとどめるなど良識の範囲内でおこなったほうがよさそうですね。

また、ATMでの入金を介しての両替も可能です。ATMでは100枚までの硬貨を入金できますので、交換したい硬貨を投入し、お札として引き出すことができます!その際ゆうちょの口座を持っていることが条件となりますのでご注意ください。実際に詳しいやり方をご紹介します!

1、キャッシュカードや通帳をATMに挿入
2、「お預入れ」を選択
3、硬貨を投入
4、入金した金額を「お引き出し」で出金

これなら500円玉貯金などで集めた多くの小銭を簡単にまとめることができそうですね。厳密に言えば「両替」ではなく、ご自分の口座内での「入金」と「出金」といった作業になるため、手数料はかかりません。

 

2、コンビニエンスストア

コンビニエンスストアで両替をする方法としては

1、ATM
2、商品購入
3、チャージ
が挙げられます!
1、ATM
ファミリーマートやデイリーヤマザキなどの一部コンビニエンスストアに限られますが、E-netというATM機を導入しているコンビニエンスストアでは一部両替機能を利用することができます!
こちらはお手持ちのお金を両替できるというものではなく、口座のお金を引き出す際に一部を千円札にしてもらえるというものです。E-netのATMも小銭の投入口がありませんので小銭への両替はできませんが、一万円札を千円札に両替することができれば、お会計などの細かなお支払いもしやすいですね。E-netは、提携の銀行にもよりますが平日・土日祝問わず最大24時間利用が可能です。E-netのATMは、都市銀行・地方銀行・ネット銀行などの提携銀行はもちろん、その他の金融機関(MICS提携金融機関)のキャッシュカードなど、ほとんどすべてのカードを使うことができます。 また、証券・生命保険会社のカードやクレジットカードとも提携しているので、幅広い利用ができそうですね。銀行によりご利用サービスや時間が異なる場合がありますので、ご利用の際は事前にご確認くださいね!
2、商品購入
コンビニエンスストアでは酒類などの高額商品から駄菓などの比較的安価なものまで幅広い商品が揃っています!駄菓子などを購入すればある程度の小銭は作れそうですね。
また、お釣りをもらう際「すべて1円で」「すべて千円札で」といった要望は受け付けてもらえるようです。両替はコンビニエンスストアの事業の範囲ではありませんので、あくまでお店側の迷惑にならない程度でお願いしましょう。
3、チャージ
コンビニエンスストアはほとんどの店舗で電子マネーを利用することができます!
お持ちの紙幣を一部電子マネーにチャージすれば、高額紙幣を崩すこともできますし、チャージしたお金をそのまま使うこともできるので両替のために無駄なお買い物をせずに済みますね。

2021年3月現在で、両替機を設置しているコンビニエンスストアはありません。

以前はセブンイレブンに両替機が設置されているのを見かけたことがありますが、最近は見なくなってしまいました。残念ながらセブンイレブンの両替サービスは2010年で終了しているようです。

セブンイレブンは2008年から首都圏を中心に全国のセブンイレブン店舗で両替機での釣銭交換サービスを展開していました。24時間365日いつでもタッチパネル操作だけで両替ができるため、個人利用はもちろん中小小売や飲食サービスの方にも重宝されていたようですね。

今回は口座を開設していない銀行でも両替は可能なのか調査してみました!口座がなくても銀行での両替は可能ですが、口座を持っていたほうが両替手数料もお安くなるようですね。急に両替が必要となる場合は致し方ないですが、通勤圏内やご自宅付近に店舗のある銀行の口座は持っていたほうが何かと使えそうです!
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