感染症も少しずつ落ち着きを見せ、海外との行き来も緩和されつつあるようで、旅行を検討されている方も多いのではないでしょうか?
国内旅行でさえも我慢していた分、海外旅行への夢もふくらみますよね。
今回は、熱帯のビーチから王宮、遺跡など見どころがもりだくさんの国、タイ王国の通貨を両替する方法や銀行について調査してみました!
余談ですが、タイ王国の首都・バンコクの正式名称は「クルンテープ・マハナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラーユッタヤー・マハーディロック・ポップ・ノッパラット・ラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティット・サッカタッティヤウィサヌカムプラシット」というそうです…、とても覚えられないですね。
バーツと円の両替レートは?
聞きなれない方もいらっしゃるかと思いますが、「バーツ」とはタイ王国で用いられている通貨を指します。補助通貨は「サタン」で、100サタン=1バーツとなっています。
ちなみに「サタン」というと「悪魔」を連想してしまいがちですが、タイの通貨の「サタン」はタイ語で「お金」を意味しており、英語と発音も異なります。
ただ、近年は1バーツ単位の価格設定になっている場所が多く、サタンはあまり使われていないようですね。
現在流通しているバーツ紙幣は20、50、100、500、1,000バーツ。それぞれ歴代の国王の肖像が印字されています。
この「バーツ」と日本円の両替レートは4月28日現在で3.8円。このレートでいくと50バーツを手にするには190円が必要となります。
逆に1円あたりは0.26バーツ。近年かなりのバーツ高が続いています。
バーツと日本円の両替が可能なお店一覧
それでは実際にバーツと日本円の両替が可能なお店を見ていきましょう!もっと言えば、タイバーツのお取り扱いがある外貨両替店ですね。バーツはそれほどメジャーな通貨ではないので、お取り扱い店はそれほど多くないようです。
・インターバンク
・GPA外貨両替専門店
・トラべレックス
・大黒屋
・外貨両替ドルユーロ
・セントレア直営外貨両替
意外と盲点なのが、上に挙げた「大黒屋」のような金券ショップです。タイバーツに限らず、大黒屋の取り扱い通貨は、アメリカドル・ユーロ・イギリスポンド・カナダドル・オーストラリアドル・台湾ドル・香港ドル・人民元・ウォン・タイバーツ・シンガポールドル・フィリピンペソの 12 種類とかなり豊富です!
朝10時から夜19時までの営業となっているので、お仕事終わりにも足を運びやすいですね。
持参した外貨を提示し、レートに準じてその場で精算してもらえるので面倒な手続きなく両替を終えることができます!
しかも大黒屋は全ての紙幣が鑑定済みなので安心して両替することができます。
タイバーツを日本円に戻せる銀行は?
それでは、タイバーツを日本円に戻せる銀行についても見ていきましょう!
・三菱UFJ銀行
・三井住友銀行
・りそな銀行
・みずほ銀行
こちらに挙げたのは言わずと知れたメガバンクですが、地方銀行でもタイバーツのお取り扱いのある店舗がほとんどでした!
ただ、ゆうちょ銀行ではタイバーツのお取り扱いがないようですので、ご注意くださいね。
円をバーツに両替するときのおすすめは?
外貨の両替を行う場合、手数料は必ず発生してしまいます。
日本円を外貨に両替する際には、「為替レート」と「両替手数料」を加味した「交換レート」に基づいて手数料が設定されています。
「為替レート」とは通貨の交換比率のことで、為替レートが1ドル100円の場合、100円と1ドルを交換できるということを示しています。そのため、為替レートによって交換できる外貨の金額も変わってくるということになります。ただ、両替をするときには「為替レート」だけでなく「両替手数料」もプラスされるため、両替した結果受け取れる金額は為替レートとは異なりますのでご注意くださいね。
外貨の両替を行うには、為替レートはもちろん、両替手数料が低く設定されているところを選ぶのがポイントです。
もっとも一般的な両替場所としては銀行が挙げられますが、両替手数料は割高となっているため、両替手数料の増減に重きを置かれるようでしたら、金券ショップもおすすめです。ただし、偽造通貨などのトラブルに巻き込まれないよう、鑑定機器が導入されている店舗を選んでくださいね。
上の項目で触れたものの中では、金券ショップとして大黒屋さんが挙げられます。紙幣はすべて鑑定済みのものを利用されているので安心ですね。