主に北海道に店舗を置く「セイコーマート」をご存知ですか?
北海道にお住まいの方はもちろん、旅行で訪れた際に利用したことがある!という方も多いのではないでしょうか。
「セイコーマート」は北海道に本社のあるコンビニエンスストアチェーンで、なんと現存する中では日本で最も古いコンビニエンスストアなんです!
酒屋からスタートし、コンビニエンスストアへと業態を変えたセイコーマートの歴史は1971年まで遡ります。業界最大手のセブンイレブンより3年も早いだなんて驚きですよね。
「セイコーマート」の由来は、初代社長の西尾長光の「西」「光」からとも、「成功」からとも言われていますが、どちらも素敵な由来ですよね。
今回はそんな「セイコーマート」について調査してみました!
北海道にあるセイコーマートの店舗数は?
私も先日出張で北海道に行ってきましたが、札幌市内だけでも歩いても歩いてもセイコーマート!
セブンイレブンやファミリーマートなどの大手コンビニエンスストアよりも、体感的には多く感じましたが実際北海道内でどのくらいの店舗数があるのでしょうか?
セイコーマートの親会社である「セコマ」のホームページを確認すると、なんと北海道だけで1086店!(2023年4月末現在)
大手コンビニエンスストアのセブンイレブンの北海道内店舗数が1000店(2023年4月末現在)なので、やはりセイコーマートの方が多いことが分かりますね。
また、店舗にもよりますが、セイコーマートの店内面積はかなり広く感じます。
通常のコンビニエンスストアと同じように、店内にはおにぎりやお弁当、飲料などが所狭しと並んでいますが、どの店舗も北海道限定お土産コーナーがあるようです!
ガラナのグミや、カレー味の柿の種、味噌ラーメンなど北海道ならではのものがたくさん!
お土産コーナー以外だと個人的にはカップ麺コーナーがとても充実しているなあと感じました。
全国共通の新商品の他に、マルちゃんのやきそば弁当ややまわさび塩ラーメンなど見たことのないラインナップで何を買おうかわくわくしてしまいます!
ちなみにおそらくどこのコンビニエンスストアでも販売されているであろう「どん兵衛」ですが、東西と北海道で味が違うのはご存知でしたか?
北海道で販売されているものは、パッケージに大きく「北海道限定」と銘打ってあり、利尻昆布出汁のスープが特徴となっています。
ただ北海道で幅を利かせているコンビニエンスストアかと思いきや、素敵なラインナップばかりで店内を回るだけでも楽しめました!
北海道以外のセイコーマートの店舗数は?
そんなセイコーマートですが、やはり北海道内にしかないのでしょうか?
1店舗だけでもお住まいの都道府県にあれば行ってみたいものですよね。
こちらもセイコーマートの親会社である「セコマ」のホームページを確認したところ、なんと関東にも95店舗あることが分かりました!(2023年4月末現在)
何県にある?
関東といっても広いのですが、内訳は茨城県86店・埼玉県9店舗となっています。
関東の店舗とはいえ、北海道のセイコーマートと同じように北海道限定商品が販売されているようです!
関東にいながら北海道の味が楽しめるなんて、とっても嬉しいですよね。北海道限定の乳製品やアイスクリームなどはなかなかお土産にするには難しいので、こちらもとっても嬉しいポイントです!
ただ、北海道の店舗よりも物流費等の兼ね合いで、関東の店舗の方が若干価格が高いものもあるようです。
遠く離れた北海道から運ばれてきているわけですから、そのあたりは仕方ないのかもしれませんね。
セイコーマートは何時まで営業している?
では、セイコーマートは一般的なコンビニエンスストア同様24時間いつでも営業しているのでしょうか?
セイコーマートを展開するセコマの発表では、24時間営業をしているセイコーマート全店舗の20パーセント程度となっています。
実際に札幌市内を回った際、確かに24時間営業のセイコーマートは、6軒中の1軒ほどでした。
セイコーマートの営業時間は24時間が鉄則というわけではなく、7時から23時の16時間営業を基本としてフレキシブルに設定できるという画期的なものなんです!
また、営業日についても、近年のコンビニエンスストアでは当たり前のようになっている年中無休が鉄則ではなく、セイコーマート全店舗の半分以上で元日休業が実施されています。
働く人たちの心豊かな生活を守るための取り組みとのこと、とっても素敵ですね!
店舗のほとんどを北海道に置くセイコーマートですが、営業時間や営業日を含め、コンビニエンスストア以外の会社でも見習っていきたいものですね。
北海道ならではのコンビニエンスストアなので、旅行で行かれた際にはぜひお立ち寄りくださいね!
お土産の購入にもぴったりです!