両替というと真っ先に思い浮かぶのは「銀行」ですが、みなさんはどこの銀行を利用していますか?誰もが知っている大手銀行だったり、地方銀行だったりとさまざまな銀行がありますね。銀行は本当にたくさんあるので利便性やサービスなどをみてお好みの銀行を選択し利用することができますね。
そこで今回は愛知県名古屋市中区に本店のある名古屋銀行の両替について調査してみました!
名古屋銀行の両替手数料は?
名古屋銀行での、両替手数料について調査してみました。名古屋銀行では窓口での両替は可能です。一般的に銀行の店舗内には円貨両替機が設置されていますが、稀に円貨両替機が設置されていない銀行も存在します。名古屋銀行のHPを確認すると2014年頃にはあった円貨両替機の手数料などについての記載が現在は無いのでおそらく名古屋銀行には現在は円貨両替機は設置されていないものと思われます。そこで、今回は名古屋銀行の窓口での両替手数料についてご紹介します。
【窓口両替手数料一覧】
取扱枚数(1回あたり) | 手数料 |
1~500枚 | 550円 |
501~1,000枚 | 1,100円 |
1,001枚以上 | 1,100円+500枚ごとに550円を加算 |
~利用にあたっての注意~
※ 上記手数料については紙幣・硬貨枚数の合計による1回あたりの金額である。
※ 取扱枚数は、持参枚数または持帰り枚数のいずれか多い方が手数料の対象。
※ 以下のものも手数料の対象となる。
・新札への両替
・低額金種から高額金種への両替(逆両替)
※ 取引内容によっては上記手数料金額以上の料金がかかる場合もある。
名古屋銀行の窓口両替手数料については名古屋銀行ホームページにも「手数料」の項目で紹介されていますが、その中で以下のような文章がありました。
<お願い>窓口での両替は1日1回までとさせていただきますので、ご協力ください。
引用:https://www.meigin.com/tesuryo/enka.html
あくまでお願いということなので1日1回以上の両替についてお断りされることはないかと思いますが・・・できる限り両者が気持ちよく利用できるよう1日1回の利用に協力しましょうね!
大手の銀行と両替手数料は違う?
3大メガバンクの1つである三菱UFJ銀行と名古屋銀行の両替手数料に違いはあるのでしょうか?名古屋銀行と三菱UFJ銀行の窓口での両替手数料を表にし比較してみました。
【窓口での両替手数料】
名古屋銀行 | 三菱UFJ銀行 | ||
取扱枚数 | 当行に口座の有無関係なし | 当行に口座を持っている | 当行に口座を持っていない |
1~10枚 | 550円 | 無料(1日1回) | 550円 |
11~500枚 | 550円 | ||
501~1,000枚 | 1,100円 | 501枚以降500枚ごとに550円を加算 | |
1,001枚以上 | 1,100円+500枚ごとに550円を加算 |
名古屋銀行と三菱UFJ銀行では両替手数料にほとんど違いはなく、唯一の違いは三菱UFJ銀行では口座を持っていれば1日1回のみ10枚までは無料で両替ができるという点だけでした。
名古屋銀行の振込限度額は?
公共料金のお支払いやネットショッピング代金の支払いなどさまざまなお支払いで「振込」を利用されていると思いますが、最近ではどこの金融機関でもマネーロンダリングやテロ資金供与防止を目的とした本人確認手続きに関する法令の改正などに伴い振込限度額など振込に関する内容も大きく変わってきています。
名古屋銀行の振込限度額は現金での振込で窓口を利用と、ATMを利用とでは振込限度額に違いがあり、また名古屋銀行のキャッシュカードでATMを使っての振込でも利用限度額に違いがあります。
名古屋銀行では平成19年1月4日より10万円を超える現金での振込の際には本人確認書類の提示が必要となっています。
振込方法 | 振込金額 | 取り扱い可否 | 本人確認手続き | |
現金での振込 | 窓口 | 10万円以下 | 〇 | 本人確認書類提示必要なし |
10万円超 | 〇 | 本人確認書類提示必要(※1) | ||
ATM | 10万円以下 | 〇 | 本人確認書類提示必要なし | |
10万円超 | × | 本人確認手続きが行えない為取り扱い不可 | ||
キャッシュカードでの振込 | 10万円以下 | 〇 | 本人確認書類提示必要なし | |
10万円超 | 〇 | 本人確認書類提示必要なし(※2) |
※1 当行で預金の取引があり、既に本人確認の手続き済の場合は通帳やキャッシュカードの提示のみで利用可能。
※2 本人確認手続きができていない場合はキャッシュカードでの振込は利用不可。
上記の内容から、名古屋銀行では本人確認ができてない場合は10万円を超える振込は窓口・ATM共に利用することができないということですね!
本人確認の手続きができていれば、窓口で名古屋銀行の預金口座から振込の場合、振込利用限度額は事前に振込先の登録などを行えば0~999万円の範囲内(1万円単位)で設定が可能となっています。しかし、100万円を超える振込の場合には事前に書面による振込先の登録が必要となっています。
法人でなく個人の利用でキャッシュカード(本人確認手続済)を使っての1日の振込利用限度額は、引出+振込+振替の合計で1日150万円までとなっています。このうち引出限度額は1日50万円までとなっています。キャッシュカードの引出限度額の初期設定が50万円となっているため、利用限度額が1日あたり150万円となっていても初期設定のままでは50万円しか振込することができません。しかし、引出限度額も振込利用限度額も所定の手続きをすれば変更が可能で、引出限度額は50万円⇒200万円まで変更可能で振込利用限度額はICキャッシュカード(生体認証無)であれば500万円まで変更することが可能となっています。
愛知県内で両替できる場所は?
名古屋銀行には店舗内に両替機が設置されていないようですが、名古屋銀行以外の銀行で店舗内に両替機が設置されているところは愛知県内であるのでしょうか?
名古屋銀行の本店がある愛知県内にはさまざまな金融機関が存在しますが、名古屋銀行では令和3年9月6日より一部店舗外ATM共同化を開始しています。ATM共同化をした愛知銀行では店舗内に両替機は設置されているのか調査してみました。愛知銀行のホームページを確認すると両替機による両替手数料について手数料表が表示されていましたが一部の店舗のみで両替機が設置されています。愛知県の地域銀行には名古屋銀行・愛知銀行の他に中京銀行もあります。中京銀行にも店舗内に両替機が設置されているのか調査したところ両替機は設置されていますが、愛知銀行と同じく一部の店舗のみで両替機が設置されていました。
愛知県内の地域銀行で両替機を利用できるのは愛知銀行と中京銀行です。
外貨両替できる銀行は?
愛知県内で外貨両替ができる銀行についても調査してみました。
名古屋銀行・・・本店営業部で米ドル紙幣のみの取り扱い。
愛知銀行・・・取扱無し(令和3年3月31日を以って取り扱い終了)。
中京銀行・・・取扱無し(令和3年9月30日を以って取り扱い終了)。
上記以外の愛知県内にある銀行で外貨両替を行っているところはあるのかも調査してみたところ以下の銀行でも外貨両替ができます。
★ 三菱UFJ銀行
★ 三十三銀行
★ 百五銀行
以上の愛知県内にある銀行でも外貨両替をすることができます。
今回は名古屋銀行の両替についてご紹介しました。名古屋銀行の両替手数料は大手銀行と比較してもほとんど違いのない手数料で両替をすることができます。両替をしたいときできるだけ手数料をかけずにオトクに両替したいですよね。両替にはさまざまな場所と方法があるので、ご自身のライフスタイルに合った両替の場所や方法を選択し利用してくださいね。