両替機で使えるカードは？両替機専用カード、両替機利用カード、キャッシュカード

両替したいとき、銀行では窓口と両替機で両替をすることができます。

銀行で窓口が混みあっているときなどは両替機を利用すると待ち時間も少なくて大変便利ですよね。銀行に設置されている両替機は、両替機を利用する際にカードが必要ですがみなさんはご存じでしたか？

今回は両替機を利用するために必要なカードについてご紹介したいと思います。

両替機で使えるカードは？

銀行に設置されている両替機を利用するには以下のいずれかのカードが必要です。

★　両替機専用カード（両替機利用カード）

両替機専用カード（両替機利用カード）とは、銀行や信用金庫、信用組合などの金融機関が発行するカードで顧客が両替機を利用する際に必要なカードです。日常的に紙幣や硬貨などの円貨両替が必要となる商店や飲食店、コンビニ、医療機関、会社などの個人や法人が利用するもので通常はカードを発行した店舗でのみ利用可能で、両替時の手数料が年間手数料方式や事前にカードに手数料をチャージし両替機を利用した際にカードから手数料が引かれるような仕組みになっています。

★　キャッシュカード

キャッシュカードとは、銀行や信用金庫、信用組合などの金融機関が自社に口座を持っている顧客（個人、法人）に対して発行するカードでATM機で預金の引き出しや預け入れをする際に使用するカードです。

両替機で使えるカードは上記の「両替機専用カード（両替機利用カード）」とキャッシュカードになります。

両替機専用カード、両替機利用カードは誰でも作れる？

銀行などで両替機を利用する際に必要な「両替機専用カード（両替機利用カード）」は誰でも作ることができるのでしょうか？今回はみずほ銀行、三井住友銀行、三菱UFJ銀行について調査してみました。

「両替機利用カード」の発行は、みずほ銀行に口座をお持ちの法人・個人事業主のお客さまに限らせていただきます。
（既存カードの喪失・磁気不良等による再発行も含みます）
「両替機利用カード」に手数料をチャージしてご利用いただきます。

引用：https://www.mizuhobank.co.jp/rate_fee/fee_sonota.html

みずほ銀行では、両替機専用カードの発行は上記のようにみずほ銀行に口座を持っている法人、個人事業主に限られているようです。

みずほ銀行以外にも、両替機専用カードが作れるのは法人、個人事業主に限られている銀行がおおくあります。しかし他には一部の金融機関で、特に法人・個人事業主を問わず両替専用カードが作れるところもあるようです。

両替機専用カードの発行は、当行に口座をお持ちのお客さまに、お一人さま1枚までとさせていただきます。
在庫状況によっては、ご希望に添えない場合がございます。発行については、支店窓口等にご相談ください。
（喪失・磁気不良等も含みます）

引用：https://www.smbc.co.jp/kojin/otetsuduki/sonota/ryougae/

上記は三井住友銀行の両替機専用カード発行についての内容になります。三井住友銀行では三井住友銀行に口座を持っている人なら1枚は作ることができます。三菱UFJ銀行でも預金口座を持っていることなどの条件はありますのが両替機専用カードは発行してもらえるようです。

上記の３つの銀行以外についても調査してみましたが、両替機専用カードを利用する金融機関に預金口座を持っているなどある一定の条件を満たせば両替機専用カードは個人でも法人でも発行してもらえるようです。

手数料は？

両替機を利用するときには、両替後の紙幣や硬貨の枚数によって利用手数料が必要です。ほとんどの銀行で両替後の紙幣や硬貨の枚数が10枚までは1日1回は無料で利用することができます。

ほとんどの金融機関で両替機専用カードで両替機を利用する場合に、手数料は両替機専用カードに事前に手数料をチャージして利用する方法となっています。

しかし一部の金融機関では、両替機専用カードを発行する際に両替機利用手数料（両替カード発行）として年間手数料料金として￥26,400（税込）が必要な金融機関もありました。個人で頻繁に両替が必要でない場合に利用手数料として￥26,400は少し高めに感じますよね。

三井住友銀行、三菱UFJ銀行、みずほ銀行の円貨両替で、キャッシュカード・両替機専用カードを使って両替するときの両替手数料を一覧にしてみました。

以上のような手数料がかかり、専用カードを利用して両替する場合に両替手数料は、両替の都度事前に入金（チャージ）した金額から所定の手数料が引落されます。

今回は両替機で使えるカードにはどんなカードがあるのかなどについて調査しご紹介しました。10枚までの両替には手数料が無料というところが多いですが、それ以上の枚数になると手数料がかかってしまうので銀行に足を運んだ際には無料で利用できる範囲でこまめに両替をしておくことも必要なのかも知れませんね。