ゆうパックといえば、日本郵便が提供する荷物運送サービスの一つで追跡や補償などのオプションもついているとあって、ご存知の方も多いのではないでしょうか?
では実際ゆうパックを利用するにあたって、どこまでの大きさがゆうパックのサービス内で配送が可能なのでしょうか?
今回はゆうパックで170cm以上の荷物は発送できるのか、調査してみました!
長さ・幅・厚さが計170cm以上の荷物をゆうパックで送ることはできる?
結論から言うと、長さ・幅・厚さが計170cm以上の荷物をゆうパックで送ることはできません。
そもそもゆうパックとは、サイズ3辺合計170cm以下、重さ25kgまでのお荷物を最高30万円までの損害賠償付きで毎日配達してもらえる郵送サービスです。
ノーマルなゆうパック以外にも、25kg以上のお荷物を送る「重量ゆうパック」や冷蔵温度帯でのお届けが可能な「チルドゆうパック」、ゴルフ道具やスキー道具を送る「ゴルフゆうパック」「スキーゆうパック」など用途に合わせて様々なサービスがあります。
ですが、いずれも170サイズを超えたお荷物を送ることはできません。
ただ、スキーゆうパックを利用してスキー板を送る場合のみ210cmまで受付可能となっているようです。
ゆうパックで送れる最大の大きさは?
ゆうパックで送れる最大の大きさは170cmサイズです。
最小で60サイズに始まり7種のサイズで受付が可能です。ゆうパックの料金はサイズと距離によって異なりますので、梱包の際はなるべくコンパクトにしておいた方が良さそうですね。
参考までに最も距離のある北海道エリアから沖縄エリアへ発送したときのサイズごとの料金を以下に表示しています!
60サイズ | 1550円 |
80サイズ | 1760円 |
100サイズ | 2010円 |
120サイズ | 2270円 |
140サイズ | 2550円 |
160サイズ | 2770円 |
170サイズ | 3160円 |
こちらは最も遠い距離で設定したものですので、各サイズの最大料金となるかと思います。
160サイズと170サイズでは約400円ほど差異があるようですね。
梱包に関して言えば、ゆうパックで送るお荷物の外装には特に決まりはありません。
そのため、利用する箱の規定はありませんし、もちろん箱でなくても構いません。なんとなく、箱に入れなくてはいけないイメージがありますが、実は箱でなくても大丈夫なんです。ゆうパックは、サイズ3辺合計170cm以下という規定のある郵送サービスで、中身がそのサイズをオーバーしていなくても手持ちの箱のサイズによっては取り扱いできない可能性もあるので、箱でなくてもいいというのは助かりますね。
そもそも梱包は、お荷物の破損防止や、中身が見えないようにするためのプライバシー保護の目的があるため、そちらが考慮されていればなんでもいいとされています。ダンボールなどの箱でなくても、紙袋、ビニール袋などでも大丈夫です!
サイズオーバーしないかどうか、破損やプライバシーの露出を防げるかを考慮して梱包を行いましょう!
170cm以上の料金は?
ゆうパックでは170cm以上のお荷物を送ることはできません。
ゆうパック以外の配送サービスを確認すると、ヤマト運輸の宅急便サービスは200cmサイズまで受付を行なっているようです!
ヤマト運輸はコンビニ大手のセブンイレブン及びファミリーマートと提携しており、両コンビニで宅急便の発送が可能ですが、コンビニで受け付けてもらえるのは160cmサイズまでですのでご注意くださいね。
もし規定よりも大きなお荷物の配送をご希望の際は、直接ヤマト運輸の営業所へ持ち込むか集荷を申し込むという形になります!
ヤマト運輸の宅急便サービスの場合、料金は
②発送元からお届け先の距離
③伝票の種類
によって決定します。
参考までに最も距離のある北海道エリアから沖縄エリアへ発送したときのサイズごとの料金を以下に表示しています!
サイズ | 料金 |
60 | 2030円 |
80 | 2580円 |
100 | 3150円 |
120 | 3700円 |
140 | 4720円 |
160 | 4820円 |
180 | 5370円 |
200 | 5920円 |
上で確認したゆうパックの送料よりかなり割高な印象です。
例えば、160cmサイズのお荷物の場合で比較すると
ゆうパックは2770円
ヤマト運輸は4820円
と、約2000円の差異が出てしまいます。
とはいえゆうパックで取り扱いのない180〜200cmサイズのお荷物はヤマト運輸で送るほかなさそうです。ですが、170cmサイズ以下のお荷物はゆうパックで、など使い分けた方がお得に利用ができそうですね!
残念ながらゆうパックでは170cmまでのお荷物の発送しかお取り扱いがないようです。もしそれを超える大きさのお荷物を送るとなると、ヤマト運輸の宅急便サービスなど、別業者への委託を考えるしかなさそうですね。ただ、かなり送料も嵩んでしまいますので、お荷物の量や大きさを考慮し、複数個口でゆうパックを利用するなど工夫してみても良さそうです!