ゆうパックの受け取り拒否の方法は?拒否された場合は?送料は?

ゆうパック

ゆうパックとは、サイズ3辺合計170cm以下、重さ25kgまでのお荷物を最高30万円までの損害賠償付きで毎日配達してもらえる郵送サービスです。

ノーマルなゆうパック以外にも、25kg以上のお荷物を送る「重量ゆうパック」や冷蔵温度帯でのお届けが可能な「チルドゆうパック」、ゴルフ道具やスキー道具を送る「ゴルフゆうパック」「スキーゆうパック」など用途に合わせて様々なサービスがあります。

言わずと知れた日本郵便のサービスとあって、利用される方も多いですが、ユーザーが多いと宛先の間違いや迷惑行為なども少なくはないと思いますが、身に覚えのないゆうパックのお荷物が届いたときはどうすればいいのでしょうか?

ゆうパックの受け取りを拒否をする方法は?

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ゆうパックに限らず手紙など身に覚えのない郵便物が届いたときは「受取拒否」を行使することができます

ただし、受取拒否を行使できるのは受取人本人だけで、家族や友人が受取拒否することは基本的にできませんのでお気をつけくださいね。

受取拒否を行うには、その意思を受取人本人が配達員または郵便局側に明確に伝える必要があります。受け取り拒否の方法は以下の①または②となっています。

①配達が行われた時点で受け取らない旨を伝える
②「受取拒否」の文字、「押印又は署名」を記載したメモや付せんを貼り付け、配達員に渡すか、郵便窓口に持参

ゆうパックの場合、受領印の押印をもって受け取り完了となりますので、受領印を押す前に「受取拒否」を行うことになります。

 

受領印を押したあとに「受取拒否」ができるのは以下の場合のみとして日本郵便が発信していますので こちらもあわせてご確認ください!

・多人数が集合する場所の受付において受領印が押印されて配達されたものである。(企業、病院、集合住宅で管理人等本人以外が受け取って本人に渡す場合)
・受領後遅滞なく受取拒否のお申出がある
・開封しておらず、封かんに異常がない
・配達証明、特別送達、代金引換をご利用していない
少なくとも、開封後は原則受け付けられないようですので、開封前に送り元や品名でしっかりと確認を行なってくださいね。
ちなみに普通郵便などの郵便物で、自宅ポストに既に投函されているものも、「受取拒否」の文字や「押印又は署名」を記載してポストに投函するか、郵便窓口に持参することで、受取拒否が行使されます。

手数料はかかる?代引きの場合は?

基本的に受け取り側に手数料は発生しません。受け取っていなければ代引きの場合も同様です。

ただ、ご自身がネットショッピング等でご注文された商品を自己都合で「受取拒否」した場合は、発送または購入元から往復送料やキャンセル料の請求が行われる可能性があります。

あくまでも「受取拒否」は送りつけ詐欺などの犯罪やトラブルに対応したものとなっておりますので、適切にご利用くださいね。

受け取り拒否された場合の流れは?

では逆に、自身が郵送されたお荷物を「受取拒否」された場合はどうなるのでしょうか?

万が一、宛先間違いなどで相手方に「受取拒否」された場合、「受取拒否」と記載された郵便物が返送されてしまいます。

住所不明などの場合はその記載がありますが、受け取り拒否の場合は「受取拒否」の文字が大きく記載されることになります。

法的な拘束力があるわけではなく、今後一切郵便物をその住所に送ることができないわけではありませんが、「受取拒否」を行使された以上、その住所に郵便物を送るのは控えたほうがいいですね。

住所が間違っているなどの場合は速やかに確認してみてくださいね。

支払った送料はどうなる?

宛先で「受取拒否」が行われた場合、基本的に送料は発送元となります。

宛先間違い等で受取拒否が行われ、再度正しい宛先にお荷物を送らなくてはならないという場合でも、既に支払った送料等は戻りません。むしろ、返送分の送料も合わせて支払わなくてはならないことにもなりかねませんので、お荷物を送る際は宛先にお間違いのないよう細心の注意を払う必要がありますね。

 

今回はゆうパックの受け取り拒否の方法について調査してみました!「受取拒否」はする側にもされる側にも回る可能性があるので、やり方や流れなどもしっかり覚えておきたいですね。
重ねてにはなりますが、送る側は宛先に間違いのないように、受け取る側は郵便物に身に覚えがない場合は絶対に開封しないように気をつけてくださいね。
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